出版社内容情報
1995年に著者が提唱したローコスト小住宅「箱の家」がいかに「サステイナブルなエコハウス」へと進化していったか、その基本思想と設計実例を通して、「人が住まう」という本質的意味を追求する。
内容説明
住宅において、今、求められる姿をシンプルに示した「箱の家」。その提案は広く受け入れられ、シリーズは既に100戸を超えた。それらは基本的な考え方を共有しながらも、ひとつひとつに異なる工夫が込められている。「箱の家」はどのような変化を経て、これからどこへ行こうとしているのか。そのすべてが本書に記されている。
目次
序 箱の家からエコハウスへ
第1章 箱の家の思想
第2章 箱の家の進化
第3章 箱の家の家族像
第4章 「約束建築」と「無印住宅」
第5章 サステイナブル・デザイン対話
第6章 箱の家の構法と性能
第7章 普及版アルミエコハウス
第8章 箱の家のヴィジョン
巻末 箱の家一覧
著者等紹介
難波和彦[ナンバカズヒコ]
1947年、大阪府生まれ。1969年、東京大学建築学科卒業。1974年、同大学院博士課程修了。1977年、一級建築士事務所界工作舎設立。1996年、一級建築士事務所株式会社難波和彦+界工作舎代表取締役。東京大学建築学科、早稲田大学建築学科、東京工業大学建築学科講師、大阪市立大学建築学科教授を経て、2003年9月より東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。受賞にJRお茶の水駅プロポーザルコンペ佳作(1989)、川口都市デザイン賞、グッドインテリアデザイン賞(1992)、新建築吉岡賞(1995)、住宅建築賞(1995)、東京建築賞(1995)、「健康な住まい」コンテスト優秀賞(1995)、国立国会図書館関西館コンペ優秀賞(1996)、住宅建築賞(1998)、東京ガス「あたたかな住空間デザインコンペ」最優秀賞(1999)、TEPCO「快適住宅コンテスト」優秀賞(2000)、JIA環境建築賞(2004)など
坂口裕康[サカグチヒロヤス]
建築家+写真家。1947年浜松市生まれ。武蔵工業大学建築学科卒業。U研分室、滝沢建築事務所、The Louis de Soissons Partnership(London)を経て、建築写真を撮り続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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