箱の家―エコハウスをめざして

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 191p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784757160163
  • NDC分類 527.1
  • Cコード C0052

出版社内容情報

1995年に著者が提唱したローコスト小住宅「箱の家」がいかに「サステイナブルなエコハウス」へと進化していったか、その基本思想と設計実例を通して、「人が住まう」という本質的意味を追求する。

内容説明

住宅において、今、求められる姿をシンプルに示した「箱の家」。その提案は広く受け入れられ、シリーズは既に100戸を超えた。それらは基本的な考え方を共有しながらも、ひとつひとつに異なる工夫が込められている。「箱の家」はどのような変化を経て、これからどこへ行こうとしているのか。そのすべてが本書に記されている。

目次

序 箱の家からエコハウスへ
第1章 箱の家の思想
第2章 箱の家の進化
第3章 箱の家の家族像
第4章 「約束建築」と「無印住宅」
第5章 サステイナブル・デザイン対話
第6章 箱の家の構法と性能
第7章 普及版アルミエコハウス
第8章 箱の家のヴィジョン
巻末 箱の家一覧

著者等紹介

難波和彦[ナンバカズヒコ]
1947年、大阪府生まれ。1969年、東京大学建築学科卒業。1974年、同大学院博士課程修了。1977年、一級建築士事務所界工作舎設立。1996年、一級建築士事務所株式会社難波和彦+界工作舎代表取締役。東京大学建築学科、早稲田大学建築学科、東京工業大学建築学科講師、大阪市立大学建築学科教授を経て、2003年9月より東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。受賞にJRお茶の水駅プロポーザルコンペ佳作(1989)、川口都市デザイン賞、グッドインテリアデザイン賞(1992)、新建築吉岡賞(1995)、住宅建築賞(1995)、東京建築賞(1995)、「健康な住まい」コンテスト優秀賞(1995)、国立国会図書館関西館コンペ優秀賞(1996)、住宅建築賞(1998)、東京ガス「あたたかな住空間デザインコンペ」最優秀賞(1999)、TEPCO「快適住宅コンテスト」優秀賞(2000)、JIA環境建築賞(2004)など

坂口裕康[サカグチヒロヤス]
建築家+写真家。1947年浜松市生まれ。武蔵工業大学建築学科卒業。U研分室、滝沢建築事務所、The Louis de Soissons Partnership(London)を経て、建築写真を撮り続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぶ

1
箱の家を丸まるたっぷり収録。そこらへんのハウスメーカーとは違う効率化、工業化された箱型住居からは一室空間の概念など学ぶことが多かった。2012/01/15

akios

1
「箱の家」写真を見てるだけで楽しい!2010/06/08

de sang-froid

0
1995年スタートの箱の家シリーズ本。ル・コルビジエの四角い箱を思い出させるが画一的というわけではなく、施主の希望や立地などに沿ってそれぞれ独自の趣が感じられる。工業製品を使用し、変わり行くライフスタイルを柔軟に取り入れた実験的デザインは簡素だが目を惹くものがある。2013/02/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/273904
  • ご注意事項