内容説明
先端医療がめまぐるしく進展するなかで生命をめぐる問題について考えるための10のヒント。
目次
第1章 生命を語る場所について
第2章 生命情報の意味について―遺伝子の情報学
第3章 予知と判断について―遺伝子治療
第4章 変化と安定のバランスについて―遺伝子組み換え技術
第5章 生命再生の手段について―再生医療、クローン技術
第6章 「治癒」の希望について―生殖医療
第7章 所有の構造について―自己決定
第8章 「もの」と「こころ」としての人間
第9章 生命にとっての安全について
補論 ゲノム基礎講座
著者等紹介
村上陽一郎[ムラカミヨウイチロウ]
1936年東京生まれ。1968年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター教授をへて、現在、国際基督教大学大学院教授。東京大学名誉教授。専門は科学史・科学哲学
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