NTT出版ライブラリーレゾナント
気候変動の文明史

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140875
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0020

内容説明

異常気象は、文明崩壊の予兆か?巨大災害の世紀をを生き抜くために今こそ読んでおきたい、緊急提言の書。気候変動と文明の興亡との大いなる関係を明かす。

目次

第1章 気候変動の新たな動き
第2章 地球温暖化と人類絶滅
第3章 地球温暖化を生きた日本人
第4章 温暖期には女性が元気になる
第5章 寒冷期には覇権主義国家が台頭する
第6章 寒冷期には民族大移動が起こる
第7章 地球温暖化と現代文明の崩壊
第8章 水が地球温暖化時代の文明の未来を決める
終章 イースター島モデルを超えて

著者等紹介

安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年、三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程退学。理学博士。広島大学総合科学部助手を経て、88年国際日本文化研究センター助教授、94年同センター教授。04年同センター副所長。フンボルト大学客員教授、京都大学大学院理学研究科教授などを歴任。気候変動と人類の生活・歴史の関係を科学的に解明する「環境考古学」の確立者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

7
2004年刊行。著者は「環境考古学」専攻。過去の気候変動を踏まえ、未来を語る。過去の気候変動をどうやって知るのか。例えば湖底には年単位でできる「年縞」があり、そこに含まれる花粉などを分析し、過去の気候を復元する。16世紀後半-17世紀の欧州は小氷期と呼ばれる寒冷期で、人々は悪天候を魔女のせいにしたので魔女狩りが増えた。現代文明の未来については、このままでは地球温暖化などで絶滅の危機にさらされると見る。日本は「森と水の大国」なので、絶滅しない文明のありかたを示せるというのだが、具体的にはどうすればいいのか。2021/02/25

takao

1
雲南省の文化と邪馬台国の共通性。世界史的に巨大な墳墓は気候の悪化期に誕生。 2017/11/19

はるわか

0
温暖化、寒冷化による文明の興亡2012/03/25

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