歴史のなかのイラク戦争―外交と国際協力

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歴史のなかのイラク戦争―外交と国際協力

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140707
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C0031

内容説明

イラクの人質解放の背景にある事情とは?ブッシュの「大中東構想」のねらいとは何か?イラクの混乱と復興の芽を歴史の軌跡にもとめる試み。

目次

序章 自衛隊派遣とフセインの拘束―戦争は終わったのか
第1章 選択の戦争か、必要の戦争か―イラク戦争とアフガン戦争の違い
第2章 イラク戦争理解の補助線―偶然の産物か、必然の選択か
第3章 イラク戦争の歴史的原因―語られた理由と語られなかった理由
第4章 イラク復興プロセスと日本外交―イラク人の主権回復を目指して
第5章 ユーラシアのアメリカ化現象―イラク問題をめぐる日米関係の齟齬
第6章 イラク戦争後のテロリズム―中東新秩序への障害
第7章 アラブの未来―「帝国」へのノスタルジア
第8章 新しい中東の可能性―イスラーム世界の民主化のために
終章 日本の中東外交とソフトパワー―交流と対話をめざして

著者等紹介

山内昌之[ヤマウチマサユキ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1947(昭和22)年札幌に生れる。1971年北海道大学文学部卒業後、カイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員などを経て1993年より現職。学術博士。国際関係史とイスラーム地域研究を専攻。1986年に『スルタンガリエフの夢』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、1991年に『ラディカル・ヒストリー』(中央公論社)で吉野作造賞、2001年12月には『納得しなかった男』(岩波書店)などで司馬遼太郎賞、2002年11月に『岩波イスラーム辞典』(共編著、岩波書店)で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

22
イラク戦争の背景や経緯、戦後政策の現状と将来展望、日本への提言について興味深く読みました。ニュートラルに感じる分析は面白かったです。日本版フルブライトはイラクのみならず、国力があった時に目先に走らずにドンドンやるべきだったのではと思いました。2024/04/08

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