日本中世の謎に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140257
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0021

内容説明

綿密な史料読み解きの上に、大胆な仮説を発表し、日本中世史に常に新風を吹き込んできた著者が、初めて自らの学問遍歴、豊かな発想の原点を語る興味津々の一冊。

目次

第1章 歴史への開眼
第2章 林屋先生との出合い
第3章 古文書との格闘
第4章 遺物から歴史学へ―通説への疑義
第5章 天皇史研究への道―新視座の開拓

著者等紹介

今谷明[イマタニアキラ]
1942年京都府生まれ。京都大学経済学部卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。現在、横浜市立大学国際文化学部教授。著書に「言継卿記―公家社会と町衆文化の接点」「室町幕府解体過程の研究」「守護領国支配機構の研究」「京都・一五四七年」「室町の王権」「天皇家はなぜ続いたか」「信長と天皇」「武家と天皇」「天皇と天下人」「室町時代政治史論」「戦国大名と天皇」「土民嗷々」などがある
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感想・レビュー

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興味をそそられたのは大学時代の話。筆者はやもなく経済学部に進むのだが、研究会などで日本史に親しむようになる。そして結局官僚になるも、自らの仕事に意義を見いだせず、大学時代に親しんだ史学研究者への道へ進んでいく。筆者は研究者の中で経済学部出身であることを僻みに思うことなく、むしろ経済学を学んだものとしての視点から史学に挑んでやろうと意気込むのだが、このことは未だに大学で何をやるかも定まっていない自分に一つの考え方を示してくれた気がする。史学に興味がある人だけでなく、全ての大学受験生に読んでもらいたい本です。2015/05/15

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