出版社内容情報
現代日本の諸改革を再び起動させ、経済活動を活性化させるための処方箋を、「公と私」の観点から気鋭の論客に問う。
内容説明
「公」の幻想、「私」の無責任を問う。(財)国際交通安全学会(IATSS)の研究調査委員会主導による第四回プロジェクトの研究成果をまとめたもの。「公」と「私」の問題について、さまざまな角度から白熱した議論を展開し、論点を出しきって全体を俯瞰し、整理している。
目次
第1章 自由化時代の「公」と「私」
第2章 市場原理と自己責任
第3章 「公」の担い手の多元化
第4章 生活者起点の分権改革
第5章 二一世紀日本の地域発展モデル
第6章 交通における「公・共・私」
第7章 日本再生のシナリオ
第8章 改革時代の「公」と「私」パネルディスカッション
終章 「公」と「私」の境界を超えて
著者等紹介
竹内健蔵[タケウチケンゾウ]
東京女子大学文理学部教授。IATSS会員。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得。長岡技術科学大学工学部助教授を経て2002年より現職。専門分野は交通経済学、公共経済学
中条潮[チュウジョウウシオ]
慶應義塾大学商学部教授。IATSS会員。慶應義塾大学商学研究科博士課程修了。慶應義塾大学商学部助手、助教授を経て1992年から現職。公共問題を経済学の視点から研究。アメリカ『TIME』誌で“Deregulation Warrior”と紹介された改革論者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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