比較制度分析に向けて (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 485p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784757121195
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

内容説明

ゲーム理論の枠組みの拡充と豊富な比較・歴史情報の結合によって、経済学・組織科学・政治学・法学・社会学・認知科学における制度論的アプローチを統合しようとする画期的業績。シュンペーター賞受賞。

目次

制度とは何か:いかにアプローチすべきか
第1部 プロト制度:基本タイプの導入(慣習的所有権と共同体規範;財取引、契約、市場の私的秩序ガバナンス;組織のアーキテクチャとガバナンス ほか)
第2部 制度分析のためのゲーム理論的枠組(制度のゲーム理論による概念化;制度的連結の共時的構造;主観的ゲーム・モデルと制度変化のメカニズム ほか)
第3部 制度的多様性の分析(比較コーポレート・ガバナンス;関係的ファイナンスと暗黙知の価値;制度的補完性、共創発、そして危機:日本のメインバンク・システムのケース ほか)

著者等紹介

青木昌彦[アオキマサヒコ]
スタンフォード大学経済学部教授。独立行政法人経済産業研究所長。1938年生れ。受賞その他、日本経済図書文化賞(1971年)。エコノメトリック・ソサエティー・フェロー(1981年)。サントリー学芸賞(1985年)。日本学士院賞(1990年)。米国出版会連合有沢広巳記念賞(1990年)。国際シュンペーター学会シュンペーター賞(1998年)

滝沢弘和[タキザワヒロカズ]
独立行政法人経済産業研究所フェロー。1960年生れ。専攻、ゲーム理論、ミクロ経済学

谷口和弘[タニグチカズヒロ]
慶応義塾大学商学部助教授、中国・南開大学現代管理研究所訪問研究員。1969年生れ。専攻、制度と企業組織の理論、企業形態論
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