内容説明
北海道から沖縄まで旅する間に色々な気候風土、そしてその土地土地の人々、さまざまな食べ物とその取り組みに出会うことができました。土を通じてまた食べ物を通じて出会った人々や食べ物、お酒の一部をお話します。
目次
土と語る
農業革命
野菜の食文化
健康野菜
農業の安全性
有機農業への疑問
日本からはじまったアジアの農業
農業の二極分化
土と語る人々
酒を造る人々
料理を作る人々
野菜を売る人々
著者等紹介
永田照喜治[ナガタテルキチ]
1926年、熊本県天草生まれ。神戸大学経済学部卒業後、郷里天草にて農業に従事。やせた岩山で育てたみかんの美味しさにヒントを得て、以降独自の農法の研究開始。その野菜・果物は、栄養分・糖度などにおいて群を抜き、高い数値を記録。「永田農法」として確立する。現在は(株)永田農業研究所代表取締役、(株)りょくけん会長、(株)健菜会長。2002年には「ユニクロ」の食品事業の(株)エフアール・フーズとも業務提携。農法指導者として日本をはじめ、世界各地で活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chinu823
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農法自体は便利で家庭菜園でやりやすいからやってしまうけど、読んでみたら考え方はあんまり好きじゃなかった。大規模ガラス温室に冬は暖房がんがん、とか、コンピューターで全て制御とか、何か特色ある野菜作ったらすぐ商標登録とか特許出願とか。まあ、「農業」をイマドキの「アグリビジネス」にするには常識的な手順なのかもしれないけど。2009/07/23
もももあい
0
よくあるタイプの本と言ってしまえばそれ。 新鮮な野菜って美味しいよね。 後半が店とか農家紹介になったのがちと残念に感じた。2021/02/16