内容説明
情報家電において、日本型組織は優位を発揮できるか?モジュール化をキー概念に、情報技術の変化と組織の関係を理論的に考察し、情報通信政策への応用を試みる。
目次
序章 本書の主題と方法
第1章 情報処理のアーキテクチャ
第2章 技術と組織の設計
第3章 半導体技術と産業構造
第4章 情報の所有形態と効率性
第5章 デジタル技術のガバナンス
第6章 インターネット時代の通信政策
第7章 電波開放のメカニズム
第8章 制度設計の科学に向けて
付録 IPv6は必要か
著者等紹介
池田信夫[イケダノブオ]
1978年東京大学経済学部卒業後、NHKで報道局などに勤務し、報道番組を制作。1997年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程中退、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター教授、独立行政法人経済産業研究所上席研究員などを経て、2005年から須磨国際学園情報通信研究所研究理事。博士(政策・メディア)。主な著書に、『情報通信革命と日本企業』(NTT出版、1997年、電気通信普及財団テレコム社会科学賞受賞)など
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