内容説明
アントロポゾフィーに基づく芸術療法の第一人者が伝える20年間の実績。誰にでもできるこの方法は、心が解放され、人と繋がり、少しずつ視野が開かれていく体験へと人々を誘う―そしてこの体験が、きっと日常生活の中でも活きてくるものになる。
目次
1 観るということ
2 観察の実際―方法
3 ゲーテの指針―生命の法則
4 植物と人間
5 四大元素と四つのエーテル
6 形が生まれる―フオルメン線描
7 色彩が生まれる
8 水彩画による連作
9 協働について、その可能性―座談会
著者等紹介
吉澤明子[ヨシザワアキコ]
アントロポゾフィーに基づく絵画造形療法士、画家、バイオグラフィーワーカー。1969年東京芸術大学絵画科油画専攻卒、10年間に亘り子供の絵画・造形教室を主宰、1987‐1992ドイツ・Wittenのシュタイナー教育研究所およびHerdecke共同体病院にて芸術療法を学ぶ。帰国以来障がい者施設、老人介護施設等で芸術療法を実践。傍らシュタイナー教育と芸術療法の普及に努める。現在、横浜市すみれが丘ひだまりクリニック(Anthro‐Med)にて色光及び絵画造形療法に携わる。東京、横浜、那須にて定期的な絵画クラスを持つ。シュタイナー教育教員養成講座運営委員兼講師を長年務める。シュタイナー教育水彩・絵画芸術研修機関Visio‐paede(ヴィジオペーデ)研修所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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