社会問題としての教育問題―自由と平等の矛盾を友愛で解く社会・教育論

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社会問題としての教育問題―自由と平等の矛盾を友愛で解く社会・教育論

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784756501349
  • NDC分類 371.234
  • Cコード C0037

出版社内容情報

人類はどんな社会を目指せばよいのか。健全な社会はどのように実現できるのか。21世紀の社会が進むべき方向がわかる貴重な本。本書は21世紀の社会が進むべき方向がわかる貴重な本です。人類はどんな社会を目指せばよいのか。健全な社会はどのように実現できるのか。こうした切迫した問いに対して、シュタイナーは、すでに今から100年近く前の段階で社会の三分節化という画期的な未来社会の方向性を提示していました。シュタイナーの人間論と教育論、社会論の相互関係がわかる貴重な内容であり、シュタイナーの社会論である「社会の三分節化論」への入門書として読むことができます。

第一講

1 知力の欠如

2 東洋と西洋

3 自然科学と産業主義

4 機械の透明性

5 社会民主主義

6 模倣存在としての子ども(第一7年期)

7 第二7年期

8 第三7年期

9 宿命論

10 ギリシャの教育の影響

11 ローマ法の影響

12 経済生活

13 社会有機体の三分節化

14 精神科学の力

15 商品・労働・資本

* 訳者によるティータイム



 第二講

1 個性として人格の頂点に立つ

2 ギリシャの心性

3 ローマの影響

4 15世紀の半ば以降

5 抽象的概念の起源

6 現代の課題

7 東洋の語り

8 認識の幻想化と意志の無意味性

9 子どもの発達段階

10 内的な真理感情の必要性

11 人類の発展段階における宗教意識の発展

12 現代教育の課題

13 精神生活での変化の必要性

* 訳者によるティータイム



第三講

1 国民経済学の限界

2 想像的概念の重要性

3 自然全体がイメージ的

4 労働概念とインスピレーションの関係

5 商品と労働と資本の相互の関係について

6 社会の三分節化

7 精神性を喪失した言葉

* 訳者によるティータイム



第四講

1 物質主義の波

2 教員養成の方向性

3 頭(神経・感覚人間)、胸(リズム人間)、手足(新陳代謝人間)

4 不死の問題とエゴイズム

5 誕生の謎

6 頭(神経・感覚人間)、胸(リズム人間)、手足(新陳代謝人間)と

  物質体、エーテル体、アストラル体の対応

7 自我の表れとしての外面:個性への着目

* 訳者によるティータイム



第五講

1 知性の時代史へ

2 エジプト・カルデア期の知性

3 ギリシャ・ラテン期の知性

4 15世紀の半ば以降の知性

5 ゴルゴダの秘密

6 憂鬱な表情の新生児

7 宗教的ドグマを越えて

8 悪の到達点としての女性狙撃者たち

* 訳者によるティータイム



第六講

1 四つの体

2 植物的性質を持つエジプト・カルデア期の物質体

3 私という言葉の力

4 後アトランティス第五期(現代)の課題

5 エゴイズムと宗教

6 人類の運命への関心

7 ギリシャ・ラテン文化の影響

8 現在に生きている経済領域

9 精神の自由

10 「われわれ感情」の必要性

* 訳者によるティータイム

ルドルフ・シュタイナー[ルドルフ シュタイナー]
ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)
バルカン半島のクラリエヴェックにて生まれ、実科学校を経てウィーン工科大学で学んだ。最初はゲーテ研究者として頭角をあらわし、若くして『自由の哲学』を執筆した。40歳のころから、精神世界の領域についての講演を多くするようになり1913年に人智学協会を創設。人智学を信奉していたエミール・モルトの要請を受けて最初のシュタイナー学校をシュトゥットガルトに創設した。シュタイナーは教育のみならず、農業、医学、薬学、芸術、治療教育、社会論など多様な領域において、新しい未来の方向性を示した思想家である。

今井 重孝[イマイシ ゲタカ]
今井重孝
1948年愛知県生まれ。教育学博士(東京大学)。東京工芸大学教授、広島大学教授を経て現在は青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。ニクラス・ルーマンのシステム論とシュタイナー思想をつなぐこと及び現代の教育学とシュタイナー教育学をつなぐことに関心を持つ。著書に、単著『“シュタイナー”「自由の哲学」入門』(イザラ書房)、共編『システムとしての教育を探るー自己創出する人間と社会』(勁草書房)、共編『いのちに根ざす日本のシュタイナー教育』(せせらぎ出版)、共監訳『比較教育学の理論と方法』(東信堂)などがある。

内容説明

人類はどんな社会を目指せばよいのか。健全な社会はどのように実現できるのか。切迫した問いに対しシュタイナーが提示した画期的な未来社会の方向性。21世紀の社会が進むべき方向がわかる貴重な一冊。

目次

第1講(知力の欠如;東洋と西洋 ほか)
第2講(個性として人格の頂点に立つ;ギリシャの心性 ほか)
第3講(国民経済学の限界;想像的概念の重要性 ほか)
第4講(物質主義の波;教員養成の方向性 ほか)
第5講(知性の時代史へ;エジプト・カルデア期の知性 ほか)
第6講(四つの体;植物的性質を持つエジプト・カルデア期の物質体 ほか)

著者等紹介

シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861~1925。バルカン半島のクラリエヴェックに生まれ、実科学校を経てウィーン工科大学で学んだ。最初はゲーテ研究者として頭角をあらわし、若くして『自由の哲学』を執筆した。40歳のころから精神世界の領域について講演を多くするようになり1913年に人智学協会を創設。人智学を信奉していたエミール・モルトの要請を受けて最初のシュタイナー学校をシュトゥットガルトに創設した

今井重孝[イマイシゲタカ]
1948年愛知県生まれ。教育学博士(東京大学)。東京工芸大学教授、広島大学教授を経ては青山学院大学教育人間科学部教育学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。