教育の基礎となる一般人間学

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784756500922
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目次

一九一九年八月二十一日―アトランティス後第五文化期の教育課題。教育は誕生前に高次の霊的存在たちの為した仕事の地上における継続である。呼吸の調整。睡眠と覚醒の交替。教師の自己教育。
一九一九年八月二十二日―心という観点から人間を見る。表象作用の映像的性格。誕生前の生の反映。死後の生の種子である意志作用。好感―反感。感情。記憶。ファンタジー。神経―血液。人間の三層構造。
一九一九年八月二十三日―エネルギー不変の法則は人間理解を妨げる。創造の意味。知性は死滅するものを把握し、意志は生命あるものを把握する。純粋思考と自由。地球の生長発展に人間は活力を賦与する。人間本性の内部における死滅作用の意義。血液―筋肉組織。骨格―神経組織。宇宙の動きの投影である幾何学。認識の変化。
一九一九年八月二十五日―意志と情感の陶冶は未来のために大切である。意志の本性。人間の本性は九層から成る。意志は肉体中では本能、衝動、欲望の形をとって現れ、魂(自我)の内部では動機となり、最高の部分では願望、意図、決意の形をとる。社会主義の教育改革。情感の教育。意志形成。
一九一九年八月二十六日―心的諸力の生命豊かな機構。好感―意志。反感―思考。倫理感覚の成長の本質。感情は感覚作用、意志、および認識とどのような関係にあるか。〔ほか〕

著者等紹介

シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ][Steiner,Rudolf]
哲学博士。1861年旧オーストリア帝国(現クロアチア)クラルイェヴェクに生まれる。1925年スイス・ドルナッハにて死去。ウィーン工科大学で、自然科学・数学・哲学を学ぶ。ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として、世期末のウィーン、ワイマール、ベルリンで活躍。二十世紀になると、このような一連の活動の成果を踏まえて、「アントロポゾフィー(人智学)によって方向づけられた精神科学」へと足を踏みいれる。スイス・バーゼル市近郊ドルナッハにみずから設計したゲーテアーヌムを建設し、普遍アントロポゾフィー(人智学)協会本部とした

新田義之[ニッタヨシユキ]
1933年生まれ、石川県出身。1958年東京大学教養学部教養学科卒。ノートルダム清心女子大学教授、東京大学名誉教授、学術博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぼーくー

1
☆☆2014/09/25

Hanna

0
大学時代に読んだ。これは本当に基礎の基礎。しかし、だからこそ説明不足やものたりないところもあり。外観しか述べてはいない。しかし重要。教師、となる人には必須。人智学の入門書的にもよいだろう。しかし、やっぱり不足な面、訳書やサブ本が必要。私が書くか!??w

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