内容説明
エコロジカルで宇宙的なバイオダイナミック農法の基本文献が丁寧な訳と編集でついに現代に甦りました。
目次
講座のための前置きと導入
農業を豊かにする諸条件
精神科学の課題として、大宇宙的なものを観察する―大地の生長と植物の生長
農作業における個別化対策
著者等紹介
佐々木和子[ササキカズコ]
1945年生まれ、東京都出身。1967年東京教育大学(現筑波大学)理学部卒。毎年、ぽっこわぱ耕文舎発行の農事暦に翻訳協力
市村温司[イチムラオンジ]
1942年生まれ、長野県出身。1967年早稲田大学第一文学部仏文科卒。1975年東京高等鍼灸学校(柔整、本科)卒。接骨鍼灸自家営業、農業実践。著書に『無血整復の基本』(東京ヴェレーダ出版部)、『嘔吐』(ヴェーク社)、詩集『欅』(ヴェーグ社)その他
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感想・レビュー
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へへろ~本舗
2
映画「ビッグ・リトル・ファーム」のバイオ・ダイナミック農法の元となったシュタイナーの農業講座。賢者の石とかアストラルとかエーテルとか出てきて本当にここからあの農場のやり方が出てきて上手くいってるのが不思議。牛の角に牛の糞を入れて土に埋めておいたものを使うとにおわない肥料ができるとか…。読むのに苦戦した。人智学をある程度分かってないと無理。2020/07/11
Hiroyuki Nakajima
0
ようやく読破しました!動物を使う方法が多く応用が難しい面も有りますが、ノコギリソウカモミール、イラクサ等応用できそうな方法も有りました、いずれにしろ、表面的な模倣では成果を出しづらく、人智学の本質を理解する必要が有りそうです2017/10/31
ぼーくー
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☆☆☆2013/12/23
tetekoguma
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以前、高城さんのメルマガで紹介されていた熊本の西田果樹園を今年の1月に訪問することができました。月齢に合わせて、採取その他を行うというのは伝統的な農業では珍しくはないと思うのですが、その外にも西田さんの自然観に独特なものがあり、そのもととなっているシュタイナーのバイオダイナミクス農法を知りたいと思っていました。本書は約100年ほど前に行われたシュタイナーによる農業講座の講義録となっています。天体と農業の関係についてはケイ素などの分子と星との関係が説明されており、ある程度月例栽培のマイクロファンデ・・・2022/08/16