目次
1 子どもの感覚
2 子どもの絵の生いたち
3 わたしたちのできること
4 シュタイナー教育の中の絵画
5 いろいろな絵のアイディア
6 画材
7 子どもの絵を育てる環境
8 子どもと色
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ake7🍀 ゆるんだ人からうまくいく
6
シュタイナー関係の本は、以前に子安美知子さんの娘さんが学ばれた様子が紹介された体験談を何冊か読んだが、指導者目線のものにはあまり目を通した事がなかった。冒頭で紹介されている神津カンナさんの「教えなければ、(子どもは自分で)考える」という言葉に全てが込められている。記憶を詰め込むだけの一方的な教育や、何でも早くから上達させようと、子どもの内面と向き合わず大人が口や手を出したりしてしまうと、豊かな内面の世界観や感性、また自主性は育たない。ゴテゴテした色合いやキャラクターのものが子ども向けに良いと決めつけない。2020/09/13
のん@絵本童話専門
2
子供との造形活動について、大事だと思う基本の考え方が描かれていました。子どもと一緒に活動する内容を知りたい方には、具体的な紹介はあまり多くないです。色のイメージの決めつけ、記号的な描き方、殴り書きの意義など、ついつい大人がやってしまいがちなことと、どう声掛けすべきかが書かれています。考え方はシュタイナー特有というより、フレーベルにも通じているし、私個人が受けていた講座で教わった内容とも一致しています。造形への姿勢は、そのまま子育てにおいて大事なことと通じている、そのことを改めて強く感じた一冊でした。2021/05/29
mamenote85
1
図書館で借りてあっという間に読み終えてしまった? 子供と絵を描くということについて、方法や関わり方などが書いてありました。 シュタイナー教育とありますが、別にバリバリのシュタイナー教育!という感じではなく、あくまでもアドバイスで押し付けな感じがしなくてとてもよかったです。 お絵かきの方法(ぬらし絵やひっかき絵など)はもちろん、私は声かけのところが本当に参考になりました。2018/10/12
ぴちょ
0
画材、絵の描きかた参考になった。2014/04/19