出版社内容情報
明治期にトップクラスの囲碁に触れた自身も初段の著者がその面白さを自国に伝えるために書いた、ドイツ人著の唯一の囲碁の本です。
オスカー・コルシェルト[オスカー コルシェルト]
著・文・その他
高嶋 秀明[]
監修
細川 裕史[]
翻訳
目次
日本および中国のゲーム「碁」―チェスのライバル
第1章 碁の歴史
第2章 ルール
第3章 ボードおよびゲームの表記方法
第4章 対局例
第5章 プロブレム―『碁経衆妙』より
第6章 エンディング
第7章 村瀬秀甫によるオープニングの理論
著者等紹介
コルシェルト,オスカー[コルシェルト,オスカー] [Korschelt,Oskar]
1853年~1940年。ドイツの化学者。「お雇い外国人」として明治期に来日し、東京大学などで教鞭をとったのち、研究者として地質調査所に勤務。帰国後は、実業家およびチェス研究家として活動。日本滞在時、村瀬秀甫(一八世本因坊)から囲碁を直接まなび、その歴史・文化を初めて本格的に西洋に紹介した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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