内容説明
だれかの喜びになれる人は、必ずきっと幸せになる。父さんが残した言葉の意味は…。小道のさきにあらわれたふしぎな商店街。
著者等紹介
竹内もと代［タケウチモトヨ］
石川県に生まれる。近畿大学農学部卒業。『不思議の風ふく島』（小峰書店）で日本児童文芸家協会賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員
広野多珂子［ヒロノタカコ］
愛知県に生まれる。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルテスに学ぶ。帰国後、児童書の世界に入る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はる
46
優しいお話し。父親を病気で亡くしたそよかは、母と共に祖母の家に移って暮らしている。ある日、偶然通りかかった道祖神の前にいた不思議な少年を追いかけるうちに、古めかしい商店街に迷い込んでしまう…。父親への思慕や親友に対する軽い嫉妬など、繊細な感情の描写もありながら、読後感はあたたかいものでした。2017/12/11
ぶんこ
32
4歳で父を亡くし、一度も抱きしめられた思い出もなく、愛されていたのかと悩む(そよか)。ある日不思議な古めかしい商店街に迷い込む。そこで見かけた(ムラちゃん)と呼ばれる青年と、紫陽花の模様がある姫鏡台。その鏡台は父からそよかへの誕生日プレゼントとして遺され、隠された手紙から父の思いを知る。優しい不思議な物語に癒されました。2017/12/31
おはなし会 芽ぶっく
5
平成24年度北海道指定図書 高学年（5・6年生） 2012度北海道冬休み推せん図書 高学年2019/08/01
水色さくら
1
◎／よかった。挿し絵の影響か、なんとなく魔女の宅急便を思い出しながら。2014/04/13
さちこ
1
じんわりと悲しさと温かさを感じる本でした。2012/06/30
