人権教育としての「同和」教育と多文化教育 (増補改訂)

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750319742
  • NDC分類 371.56
  • Cコード C0037

出版社内容情報

多民族多文化の共生は人権意識に支えられてこそ可能になる。共生社会の実現を阻む部落差別問題をはじめとした様々な差別問題を、社会的に解決するための方途として、教育の視点から解説。近年の人権教育を取り巻く状況の変化を視野に入れた増補改訂版。

まえがきにかえて――「私には夢がある」から「虹の国」の実現へ
プロローグ  人間にとっての共生とは
 一 自然と人間が共に生きる
  一―一 『風の谷のナウシカ』から
  一―二 『もののけ姫』へ
 二 人間と人間が共に生きる
 三 人権尊重の生き方としての共生を問い直す
第一章 教育とは何か
 第一節 教育における「詩想」について
 第二節 「地獄への道は善意によって舗装される」
 第三節 教育とは何かを考える
 第四節 “孤立を強いる競育”から“個立をめざす共育”へ
第二章 人権教育としての「同和」教育を問い直す
 第一節 「同和」教育とは何か
 第二節 戦前戦後直後の「同和」教育の歩み
 第三節 部落解放運動の高揚期と「同和」教育
 第四節 部落解放総合計画と「同和」教育
 第五節 人権教育としての「同和」教育の現在
 第六節 「同和の時代」から「人権の時代」へ
第三章 国際的な人権教育の取り組み――「人権教育のための国連十年」から
 第一節 なぜ、人権教育を学ぶのか
 第二節 人権文化をどう捉えるか
第四章 人権教育の方法論の構築に向けて
 第一節 人権教章 思想と文化のインターフェイス
 第一節 思想と文化のインターフェイスについて
 第二節 「未だ王化に染はず」
  二―一 同化主義に抗して
  二―二 アイヌ(人間)としての誇りを求めて
 第三節 沖縄の心の表現としての「命どぅ宝」
  三―一 「物くい主ど吾が御主」
  三―二 「命どぅ宝」
 第四節 ディアスポラを生きる人々
  四―一 同化主義に抗って生きる人々
  四―二 排外主義の中を生きる人々
  四―三 問われるナショナル・アイデンティティについて
  四―四 在日外国人の現状と課題
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目次

プロローグ 人間にとっての共生とは
第1章 教育とは何か
第2章 人権教育としての「同和」教育を問い直す
第3章 国際的な人権教育の取り組み―「人権教育のための国連十年」から
第4章 人権教育の方法論の構築に向けて
第5章 人権教育の方法論としての人権総合学習
第6章 人権教育としての多文化教育―違いを認め合い、違いを豊かさに
第7章 思想と文化のインターフェイス
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