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地域社会と福祉文化

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750316444
  • NDC分類 369
  • Cコード C0336

出版社内容情報

戦後地域では伝統的な生活文化や教育・福祉力の低下、生活環境の悪化が進んだ。その流れを変えるものとして、住民同士の共生を模索する動きや豊かな環境づくりなど地域で新しい福祉文化が誕生しつつある。その取組みを紹介し地域と福祉文化の関わりを考える。

 序 福祉のまちづくりの起点として[一番ヶ瀬康子]
第1部 地域社会と福祉文化
 地域の変貌と福祉文化[萩原清子]

第2部 地域で織りなす福祉文化
 第1章 共生をめざすまちづくり
  1 ニーズに応える多彩な先進的事業(東京都・武蔵野市)[山本茂夫]
  2 地域で共に生きる(東京都・町田市)[岩崎寿美男]
  3 住み慣れた地域で暮らすためのネットワークづくり(東京都・豊島区)[網野皓之]
  4 住民が創る介護保険制度説明会(東京都・北区)[厚美薫]
  5 阪神・淡路大震災から気づく(兵庫県・神戸市)[有光るみ]
  6 まとめ――住民の意識変革と参加がカギ[小林博]
 第2章 生活文化の発信と地域の活性化
  1 豪雪過疎地における福祉文化活動の歩み(新潟県・川西町)[渡邊豊]
  2 過疎地における福祉文化の地域づくり(福島県・飯舘村)[馬場清]
  3 障害を持つ人たちの芸術活動の可能性(東京都・多摩地区)[熊木正則]
  4 まとめ――「文化」を生かした地域づくり[馬場清]
 第3章 地域の教育活動と福祉文化
  1 子どもたちによる福祉コミュニティづくり

目次

第1部 地域社会と福祉文化(地域の変貌と福祉文化)
第2部 地域で織りなす福祉文化(共生をめざすまちづくり;生活文化の発信と地域の活性化;地域の教育活動と福祉文化;豊かな環境を福祉文化の基盤に)
第3部 今後の課題と展望(地域形成原理としての福祉文化;福祉文化の地域づくりの課題と展望)

著者等紹介

一番ヶ瀬康子[イチバンガセヤスコ]
長崎純心大学教授・日本女子大学名誉教授。日本福祉文化学会会長

小林博[コバヤシヒロシ]
茨城キリスト教大学教授(生活科学部人間福祉学科長)、フリージャーナリスト。朝日新聞記者を退職後、神戸大学教授、城西国際大学教授を経て現職へ。千葉県社会福祉審議会委員、日本社会福祉学会会員、日本福祉文化学会会員、高齢社会をよくする女性の会理事

馬場清[ババキヨシ]
浦和短期大学講師、日本福祉文化学会事務局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。