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世界人権問題叢書
「不可触民」と教育―インド・ガンディー主義の農地改革とブイヤーンの人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750314877
  • NDC分類 372.25
  • Cコード C0336

出版社内容情報

独立の父ガンディーが提唱したサルボーダヤ(全員の平等な興隆)運動を引き継ぐNGO、サマンバヤ・アシュラーム。アウトカーストの子どもたちの教育の平等を掲げ、インド社会に強烈なインパクトを与えたバグハー・スクール活動の全体像を描く実践的研究書。

第一章 ブイヤーン―取り残された,声なき人々
第二章 サルボーダヤ運動,ブーダーン運動,そしてサマンバヤ・アーシュラム
第三章 「不可触民」の子どもたちの学校バグハー・スクール
第四章 卒業生たちの四半世紀
第五章 バグハー・スクールの第一期生から第三期生の現況リスト

内容説明

本書は、インド独立の父と呼ばれるマハートマー・ガンディーが提唱したサルボーダヤ運動から生まれた、ビハール州のボードガヤーにある農村開発と教育を手がけるインドのNGO「サマンバヤ・アーシュラム」が提供するサービス、特に教育が、かつて「不可触民」と呼ばれていたカーストの子どもたちの半生に、どのようなインパクトをもたらしたかを追求したものである。

目次

第1章 ブイヤーン:取り残された、声なき人々
第2章 サルボーダヤ運動、ブーダーン運動、そしてサマンバヤ・アーシュラム
第3章 「不可触民」の子どもたちの学校バグハー・スクール
第4章 卒業生たちの四半世紀
第5章 バグハー・スクールの第一期生から第三期生の現況リスト

著者等紹介

大橋正明[オオハシマサアキ]
1953年東京生まれ。74~75年、本書の舞台であるインドのサマンバヤ・アーシュラムに滞在。78年早稲田大学政経学部卒業。80年インド国立中央ヒンディー語学院上級ディプロマコース修了。90年米国コーネル大学大学院国際農業・農村開発プログラム修士課程修了。80~87年、「シャプラニール=市民による海外協力の会」バングラデシュ駐在員および事務局長。90~93年、国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社のバングラデシュ駐在員。93年より、現職の恵泉女学園大学教員(国際開発学)。98~99年にかけてデリーのCentre for Studies of Developing Societies(CSDS)の客員研究員。現在「シャプラニール=市民による海外協力の会」代表理事、「サマンバヤの会」副代表、「アーユス=仏教国際協力ネットワーク」理事などを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。