出版社内容情報
マリヴォー(1688-1763年)劇の再評価が、フランス・ドイツ・イタリアなどで盛んに行われています。マリヴォー劇は演出家の独創性を試す一種の試金石、と言われるようになりました。日本でも、東京両国の劇場シアターΧ(かい)等で上演が続いています。本書には六作品の翻訳(『恋の不意打ち』『恋の不意打ち その二』『遺贈』『率直な人々』『試練』『本気の役者たち』)を収録。さらに「解説」と「読む年表」を収載し、マリヴォー劇に迫ります。
内容説明
マリヴォー劇への招待。生涯をかけて独自性を追求したマリヴォー。翻訳六作品に作家論・作品論・年表等を加えて、苦難の道を選んだ劇作家マリヴォーの実像に迫る。
目次
翻訳(恋の不意打ち;恋の不意打ち・その二;遺贈;率直な人々;試練;本気の役者たち)
マリヴォー劇への招待(プロローグ;アプローチ;作品解説)
著者等紹介
佐藤実枝[サトウミエ]
早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。