内容説明
ねこだけがきづいているんですって。かぞくがでかけるとひらかれる、あつ~い会議…そっとおうえんするだれかが、きっとみんなにも。
著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、『あやちゃんのうまれたひ』でデビュー。日本児童出版美術家連盟、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
44
ゆうきくん一家が留守の間、家具や家電が皆で会議を開く。困っていることについての議題だったけれど、小さい頃から見ているモノたちにとっては成長を知っている。肯定的に物事をとらえる大切さを教えてくれる。2019/11/22
たまきら
37
まよなかかいぎの続きです。クラスに「ゆうきくん」がいるので読み聞かせの間みんなワクワク。ゆうきくんの所業にあちこちポリポリかく子もいましてですね、結構みんな似たようなことやってるのね~とおもったり。小学校低学年の読み聞かせにぴったりなシリーズでした。2019/12/12
mug
36
時計のチャイムが鳴ると、家具たちが集まってくる😊 久しぶりの留守番会議の議題は… “最近の ゆうきくんについて” 冷蔵庫をちゃんと閉めないゆうきくん。 どこでも靴下を脱いでしまうゆうきくん。 脱いだ靴下はゴミ箱に入ったり、『かたっぽさん』になってしまったり😅 みんなは困ってしまい、ため息。。 そんな中現れたベビーベッドさんは、違った目線からの意見を述べ… 大きくなるにつれて、求められることが高度になっていく子どもたち。 もっと優しく、温かく見守ってあげなきゃなぁ…と、反省させられました💦💦2022/11/26
chiaki
33
家の人たちがお出掛けで留守の間執り行われる『るすばんかいぎ』。ゆうきくんと共に過ごす家具たちが、最近のゆうきくんの様子を報告しあいます。ちょっと乱暴な様子を嘆くものたちもいながら、元気で優しいその成長ぶりを思って最後はみんなでしみじみ。ラストのドタバタが可笑しかったです。2020/11/10
anne@灯れ松明の火
32
新着棚で。表紙に猫がいたので、猫の会議かなと思ったが、違った。家族が出かけた留守に、冷蔵庫や時計などが、この家の男の子「ゆうきくん」についての会議をするのだ。初めは、困っていることが議題になるが、次第に……。子どもの成長を見守っているのは、人間だけでなく、モノたちもなのかな、と思うと、ほんわか温かい気持ちになる。絵も柔らかく、優しい。浜田さんが子どもをよく観察していることも伝わってくる。2019/09/18