内容説明
江戸時代、都市の周縁や下層社会に生きた人びとの実態を解明。勧進宗教者のあり方、遊廓社会の内実、屠場、非人集団や、役者…。社会的賎視や差別を受けてきた存在を都市史の視点から幅広く取り上げ、その具体像に迫る。
目次
都市の周縁と身分的周縁
遊廓社会
屠場をめぐる人びと
大野藩の古四郎―藩社会のなかの非人集団
役者村
かわた村―和泉国南王子村の一九世紀
都市の周縁に生きる―一七世紀の大坂・三津寺町
著者等紹介
塚田孝[ツカダタカシ]
1954年、福井県に生まれる。1978年、東京大学文学部国史学科卒業。大阪市立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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