歴史文化ライブラリー<br> 正倉院と日本文化

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歴史文化ライブラリー
正倉院と日本文化

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642054492
  • NDC分類 702.13
  • Cコード C0320

内容説明

錦秋に開催される正倉院展は、古都奈良の風物詩として多くの人々を引付けてきた。人々を魅了する宝物を日本文化として正しく認識するために、正倉院と宝物の歴史を辿り、各時代の関心のあり方から歴史的意義を考える。

目次

日本文化の中の正倉院
正倉院宝物(正倉院宝物の特色;正倉院宝物のなりたち;正倉院宝物前史)
宝物の出入(宝物の出入と曝涼関係文書;宝物の出入―奈良時代末から平安時代初期の場合;宝物の出入―平安時代中期以降の場合)
宝物の点検(宝物の曝涼と点検―奈良時代末から平安時代初期;宝物の移納と点検―平安時代末から江戸時代)
宝物の拝観と修理(古代・中世の宝物拝観;近世・近代の宝物調査と利用)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei

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レポートのためにななめ読みするつもりが、勢い余ってfrom cover to coverで読んでしまった。正倉院宝物の成立が、光明皇后の寄進(?)のみから成り立っているわけではないこととか、成立後も曝涼や点検以外に宝物が度々取り出されていた(だけではなく使用されていた!)っていうのは初めて知って驚いた。恵美押勝の乱で武器類が相当数、出蔵したっていうのもびっくり。宝物としてしずしずと納められたというイメージからは想像しにくいし、それがきちんと記録されているっていうのもすごいな。2013/01/17

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