人物叢書 新装版<br> 大江広元

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人物叢書 新装版
大江広元

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052313
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1323

内容説明

大江広元は鎌倉時代前期の政治家。もとは朝廷の実務官人であったが、源頼朝に招かれ草創期の幕府の中心的存在となる。政所別当として守護・地頭制の整備に関わり、朝廷・幕府間の交渉で卓越した政治手腕をふるった。頼朝没後、将軍頼家・実朝を支えつつ、北条氏とも協調を図り武家政権の確立に貢献した文人政治家の実像を、新史料を駆使して浮き彫りにする。

目次

第1 朝廷の実務官人
第2 新天地鎌倉へ
第3 文治元年の政治情勢
第4 朝幕交渉における活躍
第5 建久年間の広元
第6 将軍頼家の時代
第7 将軍実朝と北条氏のはざまで
第8 連署の執権
第9 実朝暗殺と承久の乱―晩年の広元
第10 鎌倉御家人広元の周辺

著者等紹介

上杉和彦[ウエスギカズヒコ]
1959年生まれ。1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。明治大学文学部教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

31
名前は有名ですが、全然知らない人物でしたので大変興味深く読めました。武家政権である鎌倉政権においていなくてはならない人であることがよくわかります。違う出自や視点を持っている人がいないと組織は衰退するて感じながら読みました。2023/04/09

MUNEKAZ

14
鎌倉幕府草創期を支えた京下りの官人の評伝。将軍の最側近を堅持しつつ、幕府と朝廷、将軍と御家人の橋渡し役を務めるというなんとも緊張感あふれる立ち位置が印象に残る。「成人してから涙を流したことが無い」の逸話にも納得の胆力。また後鳥羽上皇から独自に官職を受け、頼朝の不興を買っていたのにも驚き。義経の先例があるだけに迂闊とも思えるが、もとは都の下級官人ゆえの下心があったのかも。他にも幕府での出世に、かつての主人の九条兼実が不快感を覚えているのも面白い。気にも留めなかった元部下と交渉するのは、確かに気まずいよね。2021/01/08

フランソワーズ

9
鎌倉武士の中にあって、”文士”大江広元に派手な逸話はほとんどありません。でも武家政権が成り立ったのも広元(を含めた文官)の功績は多大です。よって、事績が淡々と論述されており、あまり広元の人間性に関するものは乏しいです。それでも、源氏や北条氏からでも、比企氏や三浦氏等の有力 御家人からでもない、”もう一つの鎌倉幕府”というものをこの大江広元から窺い知ることができます。2022/06/14

newborn

5
北条氏について興味があったので 重要な役割を果たした大江広元について調べてみたら あの毛利氏の祖先なんですね。思わぬ歴史の関連性にテンションあがりました 2018/08/22

NyanNyanShinji

4
鎌倉幕府創成期の文官のトップ大江広元。元々は朝廷の外記として働き、頼朝の鎌倉挙兵に伴って頼朝の祐筆となり,頼朝没後は頼家、実朝に仕えつつも執権北条家とも連携を取り、文の面から幕府を支える。京の朝廷や摂関家との交渉や御家人の訴訟、御成敗式目につながる法整備、守護地頭制の確立などその活動は多岐に渡る。一方で承久の乱の際には、京へ攻め上る事に躊躇する御家人たち(北条氏を含む)の尻を再三引っ叩いて、戦を勝ちに導くなどカッコ良すぎます。歴史にイフは禁物だがこの人が居なければ武士の世の形が変わっていたかもしれない。2021/06/18

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