華族社会の「家」戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 456,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037389
  • NDC分類 361.81
  • Cコード C3021

内容説明

華族と改称された公卿・大名らが、明治初期の政治的大変革のなかで、どのように「家」の存続をはかったか。「家」の安泰をめざした伝統貴族諸家の戦略を、制度史と家族史の両面から、人情の機微にもふれつつ解明する。

目次

華族社会の「家」戦略
第1部 華族制度の展開と大イエの解体(華族制度の設置・展開・終焉;旧大名家大イエの解体)
第2部 伝統貴族の家の継承と婚姻(継承・婚姻要員の調達と供給;家訓・家憲にみる「家」戦略)
第3部 華族社会と娶妾習俗(妾の法的地位の推移;娶妾の統計的観察 ほか)
第4部 伝統貴族の子弟教育と家政運営(伝統貴族の子弟教育と職業経歴;家政における「家」戦略の成否)
華族の「家」戦略とその変化

著者等紹介

森岡清美[モリオカキヨミ]
1923年三重県に生まれる。1948年東京文理科大学哲学科卒業。東京教育大学教授、成城大学教授をへて現在、淑徳大学大学院特任教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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