近世の地域と在村文化―技術と商品と風雅の交流

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 372,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033640
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

内容説明

十七世紀以降、豪農商が生産活動と俳諧・生花・書画・武術・儒学など文化活動を両立させ、地域で交流する現象=在村文化。村を超え国を超え、東アジア普遍の文化情報をも発した在村文化の力量から、近世社会を射照する。

目次

序 近世文化と在村文化
1 近世の社会と在村文化
2 在村における技術・商品・風雅の交流
3 在村文化の思想と活動
4 在村文化における東アジア
5 在村文化の幕末変容と戊辰内乱
6 在村文化の「近代」における文明・民権・人権
結 在村文化からみた近世の国家成立

著者等紹介

杉仁[スギヒトシ]
1934年東京生まれ。1958年早稲田大学第一文学部史学科卒業。1961年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1971年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。