古代を考える<br> 邪馬台国

古代を考える
邪馬台国

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642021883
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1321

内容説明

日本史最大の謎=邪馬台国、倭女王卑弥呼の都はどこに存在したのか。さまざまな解釈を生む魏志倭人伝を、徹底した史料批判を通して問題点を整理する。中国史における倭人伝の位置や東アジア世界の情勢を踏まえ、倭の国々や三角縁神獣鏡を解明。九州と大和を代表する吉野ヶ里・纒向遺跡の都市的集落を分析し、混迷する論争に新たな指針を提示する。

目次

1 邪馬台国とその時代―総論
2 倭人の登場と東アジア
3 二・三世紀の東アジア世界
4 考古学からみた「倭国乱」―弥生後~末期の社会状況
5 東洋学からみた『魏志』倭人伝
6 考古学からみた邪馬台国
7 邪馬台国を探る二つの遺跡
8 倭の実態
9 東アジア世界の変貌とヤマト王権