内容説明
本巻は、鎌倉市域について、『鎌倉市史 近世通史編』にひき続き、現代に至るまでの時期を対象に叙述したものである。
目次
第1章 村の維新(御一新と寺社;大区小区制から町村制へ;地租改正;生活の変化と村の生業)
第2章 町村制下の鎌倉(小学校をめぐって;保養地として)
第3章 別荘地をめぐって(別荘地の人々;新しい産業;日露戦争と戊申詔書の世界)
第4章 町のデモクラシー(町政の動向;教育の展開;住民と皇室)
第5章 「文化都市」への模索(震災・復興と「田園都市」の模索;観光地として)
第6章 「非常時」下の鎌倉(「大鎌倉」の構想;「国民精神作興」をめぐって;「銃後」の生活)
第7章 「史郎」と開発(敗戦と市民;住宅地化の波と「史都」)
附録 鎌倉の文化財