内容説明
近世への扉を開いた信長と秀吉の時代。これまでの信長像を見直し、秀吉の朝鮮侵略の真実に迫る。「天下」とは何か。「唐入り」はなぜ行われたのか。天下統一と朝鮮侵略の不可分な関係を明らかにし、天下人の足跡を辿る。
目次
天下統一と朝鮮侵略
1 信長・秀吉の国家構想と天皇
2 後期倭寇から朝鮮侵略へ
3 兵農分離と侵略動員
4 「唐入り」と兵站補給体制
5 織豊期の生活文化
6 服属儀礼と城郭の障壁画
著者等紹介
池享[イケススム]
1950年生まれ。1980年一橋大学大学院博士課程修了。現在、一橋大学大学院経済研究科教授
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