出版社内容情報
戦後まもなく刊行が始まった『経済白書』の内容の変遷を素材に,
戦後日本経済の50余年の歩みを解説するユニークな試み。
5年ごとの時代区分を設定し,その時代の概観,各年の白書の解説,
構造分析の3つのブロック構成により,戦後経済の波瀾の歴史を明快に説く。
《主な目次》
序 章 「経済白書」の誕生
第1部 戦後復興期(1946~55年度)
第1章 廃墟からの再建
第2章 復興から自立へ
第2部 高度成長期(1956~70年度)
第3章 高度成長の開始
第4章 高度成長の踊り場
第5章 高度成長の持続と動揺
第3部 世界経済混乱期(1971~80年度)
第6章 円レート上昇と石油危機の大変動
第7章 世界経済の変動への適応力発揮
第4部 繁栄期(1981~90年度)
第8章 輸出主導の経済構造の定着
第9章 バブルの発生と高成長の実現
第5部 混迷期(1991~99年度)
第10章 バブル崩壊後の低迷
第11章 危機と不安の時代
終 章 21世紀への出発
内容説明
戦後まもなく刊行が始まった「経済白書」の内容の変遷を素材に、50余年の波瀾に満ちた戦後日本経済の歩みを追体験。5年ごとの時代区分を設定し、その時代の概観、各年の白書の解説、構造分析の3つのブロック構成によって、戦後経済の歴史が明快に説かれる。
目次
「経済白書」の誕生
第1部 戦後復興期(一九四六~五五年度)
第2部 高度成長期(一九五六~七〇年度)
第3部 世界経済混乱期(一九七一~八〇年度)
第4部 繁栄期(一九八一~九〇年度)
第5部 混迷期(一九九一~九九年度)
二一世紀への出発
著者等紹介
土志田征一[トシダセイイチ]
1940年生まれ。1964年、東京大学経済学部卒業、経済企画庁(現内閣府)入庁。1982~85年、在米日本大使館勤務。1988、89年には内国調査第一課長として「経済白書」を執筆し、その後、調査局長、調整局長などを歴任。1997年9月に日本経済研究センター理事長に就任、2000年10月より理事・研究参与
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