内容説明
本書は、現在、混沌として捉えがたくなった消費社会について、可能な限りその全体像を明らかにしようとしたものである。
目次
第1部 二〇世紀消費社会論の射程(二〇世紀消費社会論が主張したこと;「記号的消費」とは何だったのか?;多様化と個性化の神話;プロシューマーの夢と現実 ほか)
第2部 脱物質主義の消費社会論(モノの限界と消費社会;ウサギ小屋を好む!?日本人;フロンティアとしての「食」;意のままにならぬ「衣」 ほか)
著者等紹介
間々田孝夫[ママダタカオ]
1952年富山県生まれ。1960年東京に転居。1974年東京大学文学部社会学科卒業。1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。金沢大学文学部助教授、立教大学一般教育部教授をへて、現在、立教大学社会学部教授。専攻は消費社会論、経済社会学、社会行動論、社会階層論、社会変動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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