内容説明
本書は、代理人(と称する者=代理行為者)のなした法律行為によって本人や代理行為者に法律行為の効果・法律行為的責任(=履行責任、履行利益賠償責任)が生じる諸々の場合について、その根拠と要件を考察するものである。
目次
第1部 有権代理における取引の保護(代理の基礎理論;本人・代理人の主観的事情と代理行為の効力)
第2部 表見代理による取引の保護(民法一〇九条の表見代理;民法一一〇条の表見代理 ほか)
第3部 無権代理における取引の保護(民法一一七条による無権代理人の責任;無権代理行為の追認と取引の保護)
著者等紹介
佐久間毅[サクマタケシ]
1963年大阪府に生まれる。1986年京都大学法学部卒業。現在京都大学大学院法学研究科教授
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