内容説明
本書は、行政法学を支えてきた「法学的方法」という呪縛から解放されて、もう一度隣接諸科学との積極的なコミュニケーションを図ること、現実の日本社会で生起する行政現象を自由な目で捉え問題発見に努めること、その上で開かれた議論を通じて新たな法システムの構築に努めることを二一世紀の行政法学の課題として提示する。
目次
1 行政法学方法論
2 行政過程の法動態分析
3 給付行政の刷新―市民の立場に立った行政活動
4 行政法学の学際化と国際化
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