内容説明
政党と選挙を抜きにして現代民主政治の仕組みについて学ぶことは不可能である。本書はこれまでの研究の蓄積を踏まえ今日の到達点をケースを使いわかりやすく説いた親しみやすく信頼できる新時代のスタンダードテキストである。
目次
第1章 政党・議会・選挙―政党の活動のアリーナ
第2章 政党の目的と形成
第3章 政党組織
第4章 議会と政党
第5章 政党システム
第6章 選挙制度と政党システム
第7章 日本の政党間競争と選挙
第8章 選挙民の中の政党―政党支持
第9章 投票行動と政党
第10章 日本の政党システム
第11章 政党と政権
第12章 政党システムの安定と変化
著者等紹介
加藤淳子[カトウジュンコ]
1961年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程・イェール大学大学院政治学部(Ph.D.)修了、政治学専攻。現在東京大学大学院総合文化研究科助教授。著書に「The Problem of Bureaucratic Rationality」(’94)「税制改革と官僚制」(’97年)ほかがある
吉野孝[ヨシノタカシ]
1954年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了、政治学・政党論専攻。現在早稲田大学政治経済学部教授。共著に「アメリカの社会と政治」(’95年)「現代アメリカ政治の変容」(’99年)ほかがある
川人貞史[カワトサダフミ]
1952年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程(法学博士)。専攻:政治学・現代政治分析。現在東北大学大学院法学研究科教授。主著に『日本の政党政治1890-1937年:議会分析と選挙の数量分析』(東京大学出版会・1992)/The Government and Politics of Japan,(co-author),University of Tokyo Press,1994.ほか
平野浩[ヒラノヒロシ]
1959年生まれ。学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程修了、政治過程論・政治行動論専攻。現在明治学院大学法学部助教授。共著に「選挙と投票行動の理論」(’97年)、共編に「21世紀を読み解く政治学」(2000年)ほかがある
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