出版社内容情報
刑法をはじめて学ぶ人たちのための入門書。
難解な「刑法」について基本的な理解が得られるように,総論・各論をバランスよく一冊で説明した。
われわれの生きている現代社会が,刑法の目からどのように見えるのかを知ることができ,
専門的な学習へのステップとなる。
《主な目次》
第1章 刑法の歴史と基本原則
近代刑法の成立
近代刑法から現代刑法へ
罪刑法定主義
第2章 犯罪の一般的な成立要件
犯罪論の仕組み
犯罪は「構成要件」に該当する行為である
犯罪は構成要件に該当する「違法」な行為である
犯罪は構成要件に該当する違法で「有責」な行為である
犯罪は段階的に行われる
犯罪は複数でも行われる
犯罪の数を数える
第3章 個人に対する罪
生命・身体に対する罪
自由に対する罪/名誉・信用・業務に対する罪
財産に対する罪
第4章 公共に対する罪
公共の平穏に対する罪
公共の信用に対する罪
社会風俗・公共の感情に対する罪
第5章 国家に対する罪
国家の存立に対する罪,国交に対する罪
国家の作用に対する罪
第6章 刑罰と刑の量定
刑罰の種類
刑の量定
内容説明
現代社会は刑法の目からどのように見えるのだろうか―初めて刑法を学ぶ人が現在の法律・学説・実務について基本的な理解を得られるように、具体的事例を挙げながら、総論・各論をバランスよく1冊で解説。
目次
第1章 刑法の歴史と基本原則
第2章 犯罪の一般的な成立要件
第3章 個人に対する罪
第4章 公共に対する罪
第5章 国家に対する罪
第6章 刑罰と刑の量定