内容説明
人の性格における個人差をどう評価し表現するかに関して、近年アメリカの性格心理学界でもっとも注目を浴びている「性格特性5因子モデル」。「情緒不安定性」「外向性」「経験への開放」「協調性」「勤勉性」という5つの特性因子からの性格へのアプローチを、文科系大学での講義向けに丁寧かつ簡潔に解説する。
目次
第1章 知的能力および評価法
第2章 性格および接近法
第3章 特性評価の方法
第4章 特性評価と関連多変量解析法
第5章 因子分析による特性因子の経験的確証
第6章 Big Fiveによる心理学的諸概念の同定、接合および拡張的識別
第7章 性格特性の階層構造と表現