講座 環境社会学〈第2巻〉加害・被害と解決過程

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641071933
  • NDC分類 519
  • Cコード C1336

出版社内容情報

環境問題への社会学的アプローチの有効性は何か。焦点となる事例の実証的分析を提示し、類似現象に通底する「規則性」と「意味」の発見を可能にする理論的視点・概念群の提出を試みる。全5巻完結。

内容説明

足尾、水俣、長良川、琵琶湖、豊島…。公害・環境問題の解決過程にいかなる問題が存在するか。それが浮彫りにしているものはどういう種類の社会問題か。その解決には必要なものは…。環境社会学の最も蓄積のある分野の精髄を集める。

目次

第1章 環境問題解決過程の社会学的解明
第2章 公害の社会史―足尾鉱毒事件を中心として
第3章 公害被害者の生活経験と被害者運動―新潟水俣病の事例より
第4章 地域開発と地域環境問題―沖縄の地域開発の展開と環境問題
第5章 河川行政と環境問題―行政による“公共性の独占”とその対抗運動
第6章 公共事業をめぐる対話のメカニズム―長良川河口堰問題を事例として
第7章 地域環境問題をめぐる“状況の定義のズレ”と“社会的コンテクスト”―滋賀県における石けん運動をもとに
第8章 日常生活と環境問題―リサイクルの日米比較
第9章 産業廃棄物問題―香川県豊島事件の教訓

著者等紹介

舩橋晴俊[フナバシハルトシ]
1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。現在、法政大学社会学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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