内容説明
韓国と日本の近代化の成否を分けた経済文化―「文」と「武」―をキーコンセプトとし、成功と失敗が表裏をなすことを示して、ともに大きく躍進する韓日経済の現在を分析しつつ、偏見と誤解に満ちた既成の韓国観・日本観の見直しを迫り、東アジアの平和と繁栄の条件をさぐる。
目次
表れた「同」と「異」
日韓両国の近代化に差をつけた武と文の文化
日本の「武」の文化とその功過
韓国の「文」の文化の受難
武の文化の取入れと韓国の発展
日韓両国の無知と過ち
歴史教科書―わだかまりの根源
日韓双方の最近の変化を読む
東アジアの平和と繁栄の条件