宇野浩二と牧野信一―夢と語り

宇野浩二と牧野信一―夢と語り

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784640309747
  • NDC分類 910.8
  • Cコード C3393

目次

宇野浩二氏の印象―人の好い古狐の感じ(広津和郎)
宇野浩二式(江戸川乱歩)
夢見る部屋の人―宇野浩二断片(水上勉)
解説 『子を貸し屋』(川崎長太郎)
解説 『宇野浩二集』(山本健吉)
解説 『広津和郎・宇野浩二集』(田宮虎彦)
宇野浩二とArthur Symons―日本における象徴主義一面(大西昭男)
『清二郎夢見る子』小論―宇野浩二習作期の検討(田沢基久)
宇野浩二の出発―「蔵の中」の〈巧み〉について(岡本卓治)
鬼(マニア)の文学―偏愛される〈痕跡〉(高橋世織)
脱げない靴―ゴーゴリ的なものを通して見た『苦の世界』(秦野一宏)
「子を貸し屋」試論(前田英雄)
文壇新人論 牧野信一論(藤森淳三)
アシルと亀の子〈文芸時評〉―知られざる2名作家(小林秀雄)
思ひ出す牧野信一(中原中也)
死んだ牧野信一(河上徹太郎)
牧野さんの死(坂口安吾)
牧野信一の死と芸術(宇野浩二)
牧野信一の死(保昌正夫)
空想の中の人生(鈴木十郎)
牧野信一と小田原(大森澄雄)
梶井・牧野における脱出と回帰(吉田〓生)
牧野信一の文体の問題―ゼーロンものをめぐって(佐藤泰正)
牧野信一母からの逃走(種村季弘)
私小説の克服―昭和文学の一系流をめぐって(磯貝英夫)
羞恥する「私」―牧野信一の初期作品について(武田信明)
ゼーロン(小倉脩三)
視線の回帰―牧野信一「鬼涙村」の不安(和田博文)
蒼ざめた夜の夢―牧野信一の晩年(柳沢孝子)