出版社内容情報
「史記」を材料として司馬遷の思索の諸相を明らかにし,その全体像を把握する試み。 目次 『史記』の諸相(司馬遷の記述について/【ほか】) 「本記」について 「世家」について 「列伝」の周辺 「列伝」の諸相
内容説明
天保改革期からペリー来航直後までの近代日本成立初期における幕府・諸藩等の海外情報、およびそれをとりまく環境に関する幕末情報史の研究。
目次
序 問題の所在―吉田松陰の書簡を手がかりに
第1部 開国前夜における幕府・諸藩・庶民の「情報活動」(アヘン戦争情報の伝達と幕府・諸藩の「情報活動」―伝達初期における衝撃度合の検討を中心に;「ペリー来航予告情報」と幕府の「情報活動」;開国前夜における庶民の「情報活動」―嘉永三年板行「きたいな名医難病療治」にみる為政者象 ほか)
第2部 幕末の海外情報と個別領主の「情報活動」(御三家筆頭徳川慶勝の海外情報研究;九州外様大名黒田長溥と海外情報;アヘン戦争からペリー来航へ―老中鷹見泉石の資料から)
結び 「ペリー来航」と「情報活動」