化粧ものがたり―赤・白・黒の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784639013884
  • NDC分類 383.5
  • Cコード C0021

出版社内容情報

美と文化の多様性を根源に,日々の“よそおい”は展開される。赤・白・黒の基本色を中心に語る日本化粧史。 目次 赤色顔料と紅のものがたり おしろいのものがたり 眉化粧とお歯黒のものがたり

目次

赤の章 赤色顔料と紅のものがたり(赤のイメージ;古代の赤色顔料;古代中国・インドの赤色物語 ほか)
白の章 おしろいものがたり(白のイメージ;白い肌への憧れ;昔・むかしの白粉 ほか)
黒の章 眉化粧とお歯黒のものがたり(黒のイメージ;黒髪;眉化粧 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちゃ

23
白とは働く庶民の日焼けした肌とは対照的だから高貴を象徴する色であった。確かに貴族は畑仕事など労働せずに、お屋敷の中で生活しているからそりゃ日焼けしないだろうけれど…白粉を米を砕いて細かくしたものを使っていたそうで、顔につけたら粒子が荒くてちょっと痛そうなイメージでした。化粧の仕上がりに納得できないときは思いもよらない幸せを呼ぶ玉虫を白粉箱に入れておく。ただ中国で黄金虫を惚れ薬にしていたのが、日本で名前が入れかわり玉虫にその効能があると誤って伝わってしまった。それがそのまま信じられている。虫違い。2019/01/15

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