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出版社内容情報
高度経済成長期以降加速度的に急激な変貌を遂げた現代日本の風景に,都市と都市民俗学の可能性を探る。 目次 遊びと大衆文化(ゆきゆきて新世界/城下の政と初三郎他) 伝統と変容(秩序と闇/都市の民俗生成他) 不安と救い 現代民俗の形成
内容説明
目眩めく喧噪と猥雑さの渦巻く都市の深層から、今、新しい神話が誕生する。〈ムラ〉も〈都市〉も幻想であったのか。高度経済成長期以降、加速度的に急激な変貌を遂げた現代日本の風景のなかに、都市と都市民俗学の可能性を探る。
目次
遊びと大衆文化(ゆきゆきて新世界―都市の演劇空間;城下の政と初三郎―都市金沢の庶民芸能;都市・民俗・知識―都市のコミュニケーション)
伝統と変容(秩序と闇―城下町の中心空間;天神・地蔵と異界―都市金沢の宗教空間;都市の民俗生成―京の大文字;都市とイベント―新しいマツリ形式の抬頭)
不安と救い(都市における笑話の生成―幕末大坂をめぐって;21世紀初頭の空間政治―泉鏡花の描いた金沢;不安とアイデンティティ―都市の新宗教)
現代民俗の形成(おまじないと少女まんがの位相―コミック民俗学に向けて;総合結婚式場の誕生―現代日本の結婚式;都市民俗のダイナミズム―都市化と社会変動)