神戸学院大学現代社会研究叢書<br> 都市域の脆弱性に挑む―より安全・安心な都市空間を目指して

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神戸学院大学現代社会研究叢書
都市域の脆弱性に挑む―より安全・安心な都市空間を目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623083138
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C3336

出版社内容情報

ハード・ソフトの両面で、地震・風水害について検証し、その対策を提言する兵庫県南部地震や東北地方太平洋沖地震による巨大震災等にみられるように、歴史的にも日本では度重なる災害を経験してきた。高度成長による都市化とともに築造された公共構造物も間もなく寿命の時期を迎え、その耐震化は喫緊の課題となっている。さらに地球規模での気象変動による豪雨災害も頻発しており、地震とともに風水害への防災・減災に向けた対策の重要性が増している。ハード・ソフトの両面で、科学技術を活かし歴史に学ぶ姿勢が求められている。

まえがき


 第?部 地  震

プロローグ

第1章 地震と地震動
 1.1 地震とは
 1.2 地震動とは
 1.3 長周期地震動
 1.4 震度と加速度

第2章 現代日本を襲った2つの巨大地震(1)??1995年1月17日、兵庫県南部地震
 2.1 兵庫県南部地震発生前の都市直下型地震
 2.2 兵庫県南部地震の地震活動
 2.3 被害が集中した理由
 2.4 兵庫県南部地震の被害概要
 2.5 建築構造物の被害
 2.6 土木構造物の被害
 2.7 地盤災害
 2.8 火災による被害
 2.9 ライフラインの被害

第3章 現代日本を襲った2つの巨大地震(2)??2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震
 3.1 東北地方太平洋沖地震発生前の海溝型地震
 3.2 発生した地震動
 3.3 津  波
 3.4 地盤災害
 3.5 火  災
 3.6 原子力発電所事故
 3.7 発生した諸問題

第4章 地震対策
 4.1 自然の脅威を知り、防災につなげる
 4.2 地震観測網
 4.3 大型震動台実験装置
 4.4 耐震設計法の高度化

第5章 巨大地震に備えて
 5.1 巨大地震から何を学ぶか
 5.2 首都直下地震にどう備えるか
 5.3 南海トラフ巨大地震
 5.4 低頻度巨大地震に対応するために

第6章 地震対策の今後の展望??まとめにかえて
 6.1 現状をどうとらえるか
 6.2 地震対策の今後


 第?部 風水害

プロローグ

第1章 水との闘いの歴史
 1.1 既往の水との闘い
 1.2 戦国武将の対応
 1.3 江戸時代から現代

第2章 大雨の発生とその対策
 2.1 大雨にどのように対峙するか
 2.2 大雨の降る条件
 2.3 過去の被害事例
 2.4 大雨の発生とその原因
 2.5 状況把握と予測

第3章 台風および高潮による災害の歴史
 3.1 台風の発生メカニズムと被害発生の実例
 3.2 台風とは
 3.3 高潮の発生メカニズムと最大潮位
 3.4 国内の被害事例
 3.5 海外の台風・高潮被害事例

第4章 土砂災害とその対策
 4.1 土砂災害を概観する
 4.2 土砂災害とは
 4.3 国内の被災事例
 4.4 土砂災害対策

第5章 河川氾濫とその対策
 5.1 河川氾濫とは
 5.2 河川氾濫の発生メカニズム
 5.3 河川氾濫被害事例
 5.4 河川氾濫の対策

第6章 内水氾濫水害事例とその対策
 6.1 我々にとって身近な水害
 6.2 下水道施設の歴史
 6.3 内水氾濫発生のメカニズム
 6.4 内水氾濫事例

第7章 都市型水害事例とその対策
 7.1 都市圏で発生する水害
 7.2 都市型水害発生メカニズム
 7.3 国内の都市型水害被害事例
 7.4 海外の都市型水害被害事例
 7.5 都市型水害の対策

第8章 風水害対策の今後の展望
 8.1 風水害対策の現状と方向性
 8.2 水防法
 8.3 下水道法
 8.4 地下街ガイドライン

あとがき
引用・参考文献
索  引

中山 学[ナカヤマ マナブ]
著・文・その他

内容説明

兵庫県南部地震や東北地方太平洋沖地震による巨大震災等にみられるように、歴史的にも日本では度重なる災害を経験してきた。高度成長による都市化とともに築造された公共構造物も間もなく寿命の時期を迎え、その耐震化は喫緊の課題となっている。さらに地球規模での気象変動による豪雨災害も頻発しており、地震とともに風水害への防災・減災に向けた対策の重要性が増している。ハード・ソフトの両面で、科学技術を活かし歴史に学ぶ姿勢が求められている。

目次

第1部 地震(地震と地震動;現代日本を襲った2つの巨大地震(1)―1995年1月17日、兵庫県南部地震
現代日本を襲った2つの巨大地震(2)―2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震
地震対策
巨大地震に備えて
地震対策の今後の展望―まとめにかえて)
第2部 風水害(水との闘いの歴史;大雨の発生とその対策;台風および高潮による災害の歴史;土砂災害とその対策;河川氾濫とその対策;内水氾濫水害事例とその対策;都市型水害事例とその対策;風水害対策の今後の展望)

著者等紹介

中山学[ナカヤママナブ]
1948年京都市に生まれる。1972年北海道大学工学部土木工学科卒業。同年株式会社奥村組入社後、東京支店土木部、外国部(海外研修生)、本社土木部、関西支社。2001年神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程地球環境科学専攻修了、博士(工学)。2007年独立行政法人防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターを経て、2012年神戸学院大学経営学部准教授。現在、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。