内容説明
上杉謙信(一五三〇~七八)戦国期越後の盟主。越後を本拠に関東・越中・能登を支配した上杉謙信については、江戸時代の兵学者らによって史実と異なることが多く語り継がれてきた。本書は、謙信が生きた時代の史料のみを使って、本物の謙信像を提示する。
目次
序章 御館の乱
第1章 戦国期越後とその景観
第2章 守護上杉房定
第3章 父、守護代長尾為景
第4章 長尾景虎の登場
第5章 上杉輝虎への道
第6章 越後の城と領主
終章 天正五年の能登攻め
著者等紹介
矢田俊文[ヤタトシフミ]
1954年鳥取県倉吉市生まれ。大阪市立大学文学部卒業。博士(文学)。新潟大学人文学部助教授を経て、新潟大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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