Minerva現代経営学叢書
人事の経済分析―人事制度改革と人材マネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623043156
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3334

出版社内容情報

実証研究による日本の人事制度の実態と今後。

内容説明

制度を変革しようとするならば、まず、その実態と背後の意味を正確に捉えておく必要がある。これまで調査が入らなかった仕事の現場に踏み込んで聞き取りを行い、入手された事のないデータを統計分析することで、1990年代から現代までの制度の変遷を捉えなおし、日本企業の人事制度の姿を新たに描き出す。また、事例分析によって、今後向かうべき方向を経済学的視点から考察する。

目次

人事制度改革の多重性とマラソン型競争メカニズム
第1部 人事制度改革の経済分析(人事制度導入の決定要因―医薬品産業における人事処遇施策の導入過程;人事制度改革のプロセス―成果主義への改革と従業員の受容;職能資格制度の運用変化―昇級・昇進管理の「二重の運用」;「成果主義人事」の別側面―HRMサイバネティックスの強化に向けた取り組み事例 ほか)
第2部 人材マネジメントの経済分析(生産性と賃金―テレビ局プロデューサーの年功報酬と視聴率;早期選抜と仕事序列競争―製薬企業・MRの技能形成;仕事配分と管理職の役割―営業所長の手腕;学歴とキャリア―百貨店における昇進競争 ほか)
人材マネジメントと実証研究―実証研究を実務に活かす

著者等紹介

松繁寿和[マツシゲヒサカズ]
1957年生まれ。1990年オーストラリア国立大学Ph.D。大阪大学大学院国際公共政策研究科教授

梅崎修[ウメザキオサム]
1970年生まれ。2000年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。法政大学キャリアデザイン学部専任講師、経済学博士(大阪大学大学院)

中嶋哲夫[ナカシマテツオ]
1948年生まれ。1971年京都大学経済学部卒業。現在、人事教育コンサルタント、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程在学中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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