出版社内容情報
【内容】
近代日本を代表する詩人・彫刻家、高村光太郎。波乱に満ちたその生涯と内面の葛藤を、彼が敬愛したフランスの芸術家や詩人との影響関係、そして智恵子に具現化しようとした女性イメージという二つの側面から読み解く。
【目次】
はしがき
1 西洋文化との出会い(1883~1909)
2 西洋体験の咀嚼と同化(1909~1923)
3 ひび割れた内部世界(1923~1940)
4 日本回帰、そして東西文化の融合へ
(1940~1956)
註/主要参考文献
おわりに
略年譜/人名・事項索引