Minerva西洋史ライブラリー<br> ドイツ・ラディカリズムの諸潮流―革命期の民衆 1916~21年

個数:

Minerva西洋史ライブラリー
ドイツ・ラディカリズムの諸潮流―革命期の民衆 1916~21年

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 217,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623035953
  • NDC分類 234.072
  • Cコード C3322

出版社内容情報

【内容】
第一次世界大戦(1914~1918年)は史上初の総力戦となり、ドイツの民衆は生活難にあえいだ。とりわけ食糧難は耐え難く、そのため暴動やストライキ、やがて大規模な反戦ストが起こる。敗戦に続く革命の時代に、労働者や兵士はさまざまな要求を掲げて行動した。このような大戦・革命期の民衆の運動のなかで、最も激しい形態をとったものを「ラディカリズム」という概念でまとめた。
それにはいくつかのタイプがあるが、本書では「中部ドイツ」の二つの事例を追う。第一は社会主義運動の伝統がある、小公国ブラウンシュヴァイクの首都の反戦運動と革命である。もう一つは、ザクセン邦南西部フォークトラントで、繊維労働者の大量失業を背景に、マクス・ヘルツという人物に率いられた抗議行動や武装蜂起である。このマクス・ヘルトが行った「ロビン・フッド的行為」は何を意味するのだろうか。

【目次】
まえがき
序 章 第一次世界大戦期ドイツの「大衆運動」の性格
    ――研究史の省察
 1 ドイツ革命研究における大衆運動の「発見」
 2 ラディカリズムの二形態
第1章 大戦による社会の変容
 1 全般的状況
 2 中部ドイツにおける「大衆労働者」の急増
    ――ガイゼルタール褐炭鉱とロイナ工場
第2章 ブラウンシュヴァイクの反戦運動と革命
    ――1916~19年
 1 ドイツ革命期の青年
    ――1973年8月のインタビューを中心に
 2 旧ハンザ都市の労働者
 3 大戦下の民衆
 4 革命
第3章 マクス・ヘルツと中部ドイツの民衆
    ――ロビン・フッド的行動者の軌跡1919~21年
 1 もうひとつの出会い
 2 エルベ河畔の農業労働者の生活
 3 ザクセン・フォークトラントの失業者
 4 中部ドイツ工業地帯の労働者
    ――マンスフェルト地方を中心に
終 章 二つのラディカリズムの意味と行方
あとがき/巻末別表/巻末地図/引用文献一覧/注 

内容説明

第一次世界大戦(1914~1918年)は史上初の総力戦となり、ドイツの民衆は生活難にあえいだ。とりわけ食糧難は耐え難く、そのため暴動やストライキ、やがて大規模な反戦ストが起こる。敗戦に続く革命の時代に、労働者や兵士はさまざま要求を掲げて行動した。このような大戦・革命期の民衆の運動のなかで、最も激しい形態をとったものを「ラディカリズム」という概念でまとめるのが本書。それにはいくつかのタイプがあるが、本書では「中部ドイツ」の二つの事例を追う。第一は社会主義運動の伝統がある、小公国ブラウンシュヴァイクの首都の反戦運動と革命である。もう一つはザクセン邦南西部フォークトラントで、繊維労働者の大量失業を背景に、マクス・ヘルツという人物に率いられた抗議行動や武装蜂起である。

目次

序章 第一次世界大戦期ドイツの「大衆運動」の性格―研究史の省察
第1章 大戦による社会の変容
第2章 ブラウンシュヴァイクの反戦運動と革命―一九一六~一九年
第3章 マクス・ヘルツと中部ドイツの民衆―ロビン・フッド的行動者の軌跡一九一九~二一年
終章 二つのラディカリズムの意味と行方

著者等紹介

垂水節子[タルミセツコ]
1940年東京都生まれ。1963年お茶の水女子大学文教育学部卒業。1971年ドイツ連邦共和国マンハイム大学留学(~74年)。1977年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。1990年ベルリン工科大学客員研究員(鳴門教育大学助教授として文部省在外研究)。現在、愛知県立大学外国語学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品