叢書転換期のフィロソフィー<br> 芸術における近代―美的コンセンサスは得られるか

叢書転換期のフィロソフィー
芸術における近代―美的コンセンサスは得られるか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623029198
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C3310

出版社内容情報

【内容】
美的コンセンサスは得られるか──
〈美〉はなんでもありの時代になりました。しかしそれは〈美〉が何もない時代ともいえます。現代芸術が産みだそうとしているものは何なのか。そこに〈美〉は存在するのか。

【目次】
三つの世紀末
──ロマン主義・世紀末・ポスト・モダン
第1部 近代の自覚としてのロマン主義

* 「ゴシック」再興からロマン主義へ
* 崇高と近代
* ベートーヴェン神話の形成と支配
* C・D・フードリヒの近代性と20世紀美術
* 新芸術の楽しみ方

第2部 世紀末の闇と光

* ニーチェとデカダンスの問題
* デカダンス
* 転換期の音楽
* 「楽園」の転換
* 世紀転換期の文学における絵の記述

第3部 状況としてのポスト・モダン

* 近代の終焉? 
* 虚偽の行方
* 「音楽」の外で
* メディア映像と芸術
* 作品の政治権力論をこえて

人名索引

内容説明

「美」はなんでもありの時代になりました。それは何もない時代ともいえます。現代芸術が産みだそうとしているものはなにか。そこに「美」は存在するか。

目次

第1部 近代の自覚としてのロマン主義(「ゴシック」再興からロマン主義へ―北方的芸術精神の系譜学;崇高と近代―崇高論の射程;ベートーヴェン神話の形成と支配―音楽における近代 ほか)
第2部 世紀末の闇と光(ニーチェとデカダンスの問題;デカダンス―ただ生きるがために生きるという生き方について;転換期の音楽―調性解体のフィロソフィー ほか)
第3部 状況としてのポスト・モダン(近代の終焉?―芸術的表現の可能性と限界;虚偽の行方―制度としての「芸術」;「音楽」の外で ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ahchan_plus

0
レポートのために流し読み。取り扱うテーマが広範にわたりすぎていて混乱した。音楽・美術・文学・哲学・メディアなど。しかも各分野の入門や概要というよりは専門的で抽象的な論が多かった。芸術論を読むときは対象となっている作品を知らないと理解できないなーと実感。2011/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1785286
  • ご注意事項