出版社内容情報
【内容】
「介護」は女性だけが背負わなければならないのか--。福祉にかかわる様々な分野の一線で活躍している人々の意見を通して,女性の力のよる介護の社会化について提案する。
【目次】
【はじめに】 樋口恵子
【1章】 変わりはじめた女たちの人生設計
プロローグ 金森トシエ
友人たちと支え合う一人暮しは楽し
ライフスタイルが変われば法も変わる
いま、伝統工芸を支える女性たちの実態は
伝統工芸を守り、『老い』を守る
一人暮らしは気迫をもって生きること
Q&A
【2章】 女性問題の視点でみる高齢者福祉
プロローグ 上野千鶴子
社会福祉に欠かせないフェミニズムの視点
介護に期待される男性たちの手
福祉の女性化は、はたしていいのか
Q&A
【3章】 今こそ、保健・医療・福祉の連携を
プロローグ 井上英夫
病院を中心にした地域での健康作り
住民の命を守れる村作りをめざして
保健・医療・福祉の地域包括システム作り
ソーシャルワーカーから見た保健・医療・福祉の連携
保健・医療・福祉の統合での縦割り行政を崩す
Q&A
【4章】 介護の社会化をこうして進めた
プロローグ 袖井孝子
在宅介護を支援する民間デイケアハウスで
ゴールドプランへ私たちの手作り提言を
住民の声に応える社会的介護がほしい
わがまちの民主的な社会システム作り
Q&A
【5章】 公的介護保険がめざすもの
プロローグ 沖藤典子
介護が社会化していくための手立て
導入直後の、ドイツの公的介護保険事情
ホームヘルプの現場から見た新介護システム
介護保険で介護の革命を起こそう
Q&A
内容説明
いい嫁は福祉の敵!?家族という優しい関係を生かすために必要な社会的援助を考える。
目次
1章 変わりはじめた女たちの人生設計
2章 女性問題の視点でみる高齢者福祉
3章 今こそ、保健・医療・福祉の連携を
4章 介護の社会化をこうして進めた
5章 公的介護保険がめざすもの