出版社内容情報
【内容】
文化の本質的な特質とともに、歴史的・地理的な規定をうけた文明の光のもとに、意味の集積を中心性の根拠とする都市空間の諸相を、執筆者それぞれの研究関心にしたがって究明し、提示しようとするユニークな研究。
【目次】
序章 都市と文明
第一部 都市の文化と芸術
１ 文学のなかの都市－文学表現における大都市の発見－
２ 劇場と都市－一八七〇・八〇年代のベルリン劇場事情－
３ 映像のなかの都市－都市のポエチカ－
４ 世紀転換期ベルリンの都市風景－「ミーツカゼルネ」とＨ・ツィレー－
５ 都市と博物館、都市の博物館－ヨーロッパ文明の小窓－
第二部 都市の宗教と思想
１ イスラーム都市空間の構成原理
２ 都市のなかのゲットー－その成立と変質－
３ イギリス革命と霊的千年王国－「太陽を纏う女」を演ずるランターズの女性たち－
４ ヘルンフート兄弟団と市場町－二つの信条の融合過程－
５ 現代フランス都市と新宗教運動－パリMAHIKARIの事例－
６ 都市空間拡張の思想－新しい東京のヴィジョン－
第三部 都市の社会と経済
１ 中世都市の市民抗争－北ドイツ・ハンザ都市の事例－
２ 市場村落・市場町・都市の形成－スイスの事例－
３ 近世都市の職業構成と家族構成－西ドイツ都市エルバーフェルトの事例－
４ 第一次大戦と社会動員体制－プロイセン・ポズナンの事例－
目次
第１部 都市の文化と芸術（文学のなかの都市―文学表現における大都市の発見；劇場と都市―１８７０・８０年代のベルリン劇場事情 ほか）
第２部 都市の宗教と思想（イスラーム都市空間の構成原理；都市のなかのゲットー―その成立と変質 ほか）
第３部 都市の社会と経済（中世都市の市民抗争―北ドイツ・ハンザ都市の事例；市場村落・市場町・都市の形成―スイスの事例 ほか）
